つくだにの生存戦略ブログ

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Coten Radioについて書くよ

最近Coten Radioにハマってます。以前に紹介された時に超耳障りな人がいた記憶があってちょっと聞いただけでそれっきりになっていたんですけど、BRUTUS「大人の勉強法」特集で紹介されていたのを見たのをきっかけに再び聞いてみたらめっちゃ面白くて。以前の印象何だったんだと思いました。ちなみにBRUTUSではCotenのメンバーが「我々が歴史を学ぶ意義」みたいなのを語ってたんですけど、それも良記事でした。だからラジオを聴く気になったのですけどね。

さて、どの回から聴こうかな~と迷った挙句第一次世界大戦(以下WW1)の回から聞きました。「人類はなぜ戦争を選んだのか?」ってやつね。が、これがまさかの超大作で笑 全3回とかかなと思ったらWW1の話だけで15回くらいあって。ゆえに学びも多かったんだが、初心者の入り口としてはちょいちょいちょい!!って感じだったかもしれない、と今になって思う。笑

印象に残った話書くとキリがないのですが、テクノロジーによって人々の社会や戦争がどのように変わったかっていう視点ってかなり面白いなって思いました。WW1はそれまでの戦争と比べて死亡者数が2ケタ違うんだが、それまでにはパックスブリタニカという平和な時代があって産業革命なんかも起こって、が故に機関銃や鉄道といった技術の発達が戦争の犠牲者増に一役買ってしまったという皮肉。時代は平和と戦争の繰り返しってことなのかなとしみじみしてしまいますね…。あとね、当時の人も戦争を避けようというムーブ頑張って取ってたり、民衆も「戦争なんかしたくないよ~死にたくないよ」というマインド持っていたのに結果戦争になってしまった(しかもそのあとWW2も続けて!)というのが、おっそろしいなと思いました。当時の人が馬鹿だから戦争したんじゃないよっていうね。

ちなみに第二次世界大戦(WW2)については、政治的な見解が絡むのと、現代の出来事はまだ俯瞰して中立に書けている文献が少ないという理由でCotenでは取り上げることはないと思うとのことだったんですが、私的にはWW2のCoten Radioめっちゃ聞きたくてですね…。まあちょっと残念な気もしました。

ていうかね、現代史ってほぼ戦争の歴史だから全体的に悲壮感漂ってるし各国の思惑とかが絡み合って難しいとかで苦手とする受験生多いような気がするんですけども、私的には一方ですごく「人間の力」を感じる時代だと思うんですよね。まあフランス革命とかでも感じるんだけどさ。現代史はすごく「ああ、こういう運動があって今があるんだ」というのを特に感じる。そしてその背後にテクノロジーをめっちゃ感じる。例えばテレビができたから、メディアというものが台頭するようになって、ベトナム戦争の時なんか「こんなひどい戦争をアメリカはやってるぞ!」みたいな報道が全世界でされて、世界で反戦運動起こるわヒッピーがLOVE&PEACE言い出すわみたいになったじゃないですか。なんていうか、そういうの見ると、人の力ってすごいな、っていうか。その「人の力」を生み出す助けになったテクノロジーすげえな、っていうか、なんかそういう感動が多い。もちろん、テクノロジーによって悲惨になったこともたくさんあるんだけどさ(機関銃や鉄道や原爆の発明で戦争が最悪になったように)。あと文化とのつながりも現代は面白いんだよな~。

はい、この話はこの辺にしときます。WW1聞いたあとは何聴いてるかというと、ヒトラーの回とガンディーの回聴いてます。これもね~良くて。同じ時代なんだけど真逆なんですよね、彼ら。ヒトラーは怒りを原動力にした人で、ガンディーは愛を原動力にした人で。思えば、大学一年の英語の授業で「自分が尊敬する人について英語でスピーチする」ってやつあったんですけど、私ガンディーにしたんですよ。今回ラジオ聞いて、まじで私見る目あるわって思った(自賛)。ガンディーすごいっす。もうすごいしか言えない。

はい、ということでPodcast面白いですね、という話でした。たまに英語の勉強しようと思った時に6 minutes Englishとか聞くだけのものと化してたんだけど、これからいろいろ面白そうなチャンネル探していくのもいいな~と思いました。