あと数日でSpotifyプレミアムをやめるので、ここ数ヶ月聴いてた音楽に関してちょっと書き残しておく。
まず音楽アプリの感想
最初にSpotifyについて言えば正直使いづらかった。特にダウンロードが一曲単位でできないのはまじでなんで？って感じだった。音楽配信サービスはAmazon music、Apple Music、LINE Musicなどいくつかはしごしているが、満足のいくサービスに未だ出会えていない。まぁ使用歴が長いせいもあってかAmazonはわりと使いやすい気がしてる。Apple Musicは洋楽アーティストが英語表記の場合とカタカナ表記の場合で入り混じってて検索の時にどっちで打ち込めばわかんなかったり、アルバム名が変な和訳になってたりして気持ち悪かった。LINE Musicはよく聞いてる音楽がLINE上の友達に公開されるという謎仕様でまじ勘弁してくれ〜という感じ。うるさい客ですみません。
そろそろ本題
まぁどのアプリで聞いてるなんて話はどうでもよくて「なんの音楽聴いてたの」って話なんですけど、最近ほんとーーーに聴きたい音楽がなくて。昔ほど音楽聴かなくなったなーって思ったのが正直なところ。特にお目当てアーティストもなかったので今流行り（かどうかもわからないが）のJ-popを適当に聴いていました。それで思ったんですけど、なんか最近は耳障りのよい軽やかな音楽というかシティーポップ系？がチャート席巻している感じがしました。ポップスがロックに完全勝利！って感じだった。そもそもロックって何ってかんじですが。
あと何より言いたいのが、最近注目されてるアーティストにおけるボカロ出身アーティスト率の高さ！！！ほんとVOCALOIDが音楽シーン変えたんだなって実感するくらい右見ても左見てもボカロ出身！！ってかんじでした。あの米津玄師も元々ボカロPですしね。マトリョシカ作ったのが米津玄師って知った時は「まじで？！」ってなりました。懐かしいなぁ……。
でもなんか思うんですけど、生身の人間が歌ってもやっぱりボカロ出身アーティストの音楽は"ボカロぽい"んですよね。その"ボカロぽさ"の正体って何なのか未だに説明できないんですけど、一つ思うのは「歌うの難しそう」。そもそも生身の人が歌うことを想定していないせいか、音域というか音符の上下幅に遠慮がないですよね。うっ↓せぇ↑ うっ↓せぇ↑ うっ↓せぇ↑わ〜（Ado「うっせぇわ」）とかめっちゃ歌いにくそう。
あとテンポが速い。夜に駆けるみたいな、疾走感のあるピアノっぽい音楽聴くと「ボカロ？！」ってなる。
VOCALOIDによって、歌いやすさに縛られない自由な作曲ができるようになり、いろんな人がVOCALOIDを使って音楽をネットにアップしたところ、まさかのボカロ曲を歌う生身の人間が多数現れ（「歌ってみた」みたいな）、結果、"ボカロ用の曲"と"生身の人間の曲"の垣根が無くなったという感じなのでしょう。たぶんね。全然知らんけど。
で、最近そんな感じの音楽が普通になってきた証なのか、ボカロ界隈以外の人の曲も歌うの難しそうなの増えてる気がする。わ↓す↑れ↓ちゃ↑い↓け↑ないこと〜（緑黄色社会「ずっとずっとずっと」）とか絶対歌えない。今の子たちカラオケで何歌うのか気になる。
アーティストを個々に見ていく
ということでボカロ界隈アーティストの感想です。
YOASOBI
もう今を代表するアーティストになってきましたよね。夜に駆けるはもちろん好きだし、怪物も群青も全部良い。正直ボカロは長らく苦手で、これまでほとんど手をつけたことのないジャンルだったんですが、YOASOBIの曲は好き。たぶんボカロの曲調が苦手なんじゃなくて、初音ミクの声が苦手だったんだと思う。ということに気づかせてくれた。ありがとうYOASOBI。
まふまふ
最初はアニポケのオープニングである「123」（After the rain名義）から知りました。あの曲初めて聴いた時どー考えても男と女の2人で歌ってるのにジャケ写イラストは男×2なので、ずっと「ボーイッシュな女の子と男の子のバンドなのかな？」と思っていたんですが、まさかの女の子みたいな声を出せる男の子だったとは（笑）紅白も出るみたいですごいです。個人的には「女の子になりたい」がかなり好きなのでこれで出場してほしかったきもち！
Ado
Ado自身は作曲家じゃなくて歌い手なのかなたぶん？うっせぇわについては流行当時Twitter上で叩いてる大人を多々見かけましたが、なんか叩いてる人が大人気ない気がしたのは私だけでしょうか…。確かに主張は若いなーとは思うけども。この人についてはなんかほんと歌うのが難しそうな曲多い印象。あとパワー溢れる曲が多いですね。阿修羅ちゃんとかもろ米倉涼子出てるドラマのテーマソングって感じですね（なんだそれ）。
なんか流行りのアーティストとの年齢差がどんどん広がっていって、歳取ってる感じする！それではよいお年を。
